こんにちは、シミズであります。
先日、RIZIN.11の浅倉カンナvsRENAについて書きました。
その後、追加対戦カードが発表されましたね〜
五味隆典vsアンディ・サワー!
まさかまさかの対戦カードでびっくりしたというか、RIZIN.11を観に行く目的がまた一つ増えた感じですね。
個人的には、五味選手が一番好きな選手なので、昨年の大晦日に続きまたRIZINで五味選手の試合を観ることができるのは最高ですね。
昨年のUFCからのRIZIN、そして今回のRIZIN.11参戦と再び日本で五味選手の試合を観ることができるのは嬉しい限りです。
昨年大晦日の電撃参戦
思い返せば、昨年の大晦日。
UFCが契約解除になり、噂は出ていたRIZIN参戦。
今思えば、RIZIN以外の選択肢はなかったようにに思います。
大晦日、五味選手は矢地選手と対戦し、1R2分36秒で矢地選手の1本勝ち。
結果は残念でしたが、さいたまスーパーアリーナでの「SCARY -Delete streamin' freq. from fear side-」は痺れましたね〜
煽りVもPRIDE時代の音声や写真をふんだんに盛り込んだ内容で、ファン的にはたまらない演出ですべての試合を通して一番盛り上がっていたんじゃないかなと思うくらいでした。
試合も2分半での決着でしたが、五味選手がフックでダウンを奪ってパウンドにいって、会場全体が一体となったあの感じは久々でした。
RIZIN.11でまさかのアンディ・サワー
Photo Credit:RIZIN FIGHTING FEDERATION
自分はこのカードの決定を五味選手のInstagramで知りました(笑)
RIZINの追加対戦カード発表があるらしいくらいは小耳に挟んでいた程度で、その追加カードがまさか五味選手だったとは!
大晦日終わったときは、次はまた大晦日とか言っていましたしね〜
Instagramで相手を見たときは一瞬、イアン・マッコール?なんで?って思っちゃいましたね。
なんか似てません?似てないか……
よく見ると、アンディ・サワーって!!!マジかって感じでした。
次五味選手がRIZINのリングに上がるときは、川尻選手でしょ〜って思っていました(五味vs川尻は大晦日に持ち越しですかね〜)。
アンディ・サワーといえば、魔娑斗選手とともにK-1 WORLD MAXを引っ張っていったレジェンドファイターですから、そんな選手がRIZINのリングで五味選手と戦うって結構すごいことですよね。
ある意味、RIZINならではですごくいいカードだと思います。
もう日本の格闘技に60億分の1は必要ない
昨年の大晦日観たときにも思ったんですが、もう日本の格闘技には「60億分の1」はないんだなって。
かつてのPRIDEがあれだけ人気だったのって、そこでの戦いが世界最強を決める戦いだったからだと思います。
ヘビー級のヒョードル、ミドル級のヴァンダレイ、ライト級の五味。それぞれの階級のチャンピオンが世界最強だった。
それがPRIDEの圧倒的存在価値だったわけです。
特に、ヘビー級の「60億分の1」を決める戦いは観るものすべてを魅了しました。
2004年大晦日のヒョードルvsノゲイラの一戦の煽りVにあった「人類最強、現在空位」というのを高校1年生の自分はテレビの前で息を呑んで見つめていました。
そんな戦い(演出)はもう日本の格闘技界にはないですよね〜
でも、もうそれも必要ないんじゃないかなとも思うようになりました。
「最強を決める戦い」という枠に注目するんじゃなくて、その一戦を戦う選手に注目して、その選手を応援して、戦うことによって生まれるドラマを楽しむというかね。
今回のRIZINで言えば、個人的な注目ポイントになりますが、浅倉カンナという少女が不器用なりに必死に頑張って戦う姿だったり、五味隆典という昔から大ファンだった選手が今もこうして戦い続けている姿だったりに共感して応援したいと思って会場に足を運ぶみたいな。
もともとあった日本の格闘技の魅力をこれからどんどん再発見していければ、絶対に再び日本に格闘技ブームは起きるんじゃないかなって思います。
いつかのDREAMのPVで北岡悟選手が言っていた「勝っても負けても甘く切ない感じにしたいです。日本の格闘技らしい」っていうような、まさにそんな感じ(このPVのこのセリフが個人的には大好きです)。
昔と今とで、自分の中の格闘技の観方というか、格闘技に求めるものも変わってきたんだなぁと実感する今日このごろですね。
それでは〜