こんにちは、シミズです。
ちょうど2週間前になりますが、RIZIN.13をさいたまスーパーアリーナで観戦してきたので、当日の様子をまとめたいと思います。
台風の中の英断からはじまったRIZIN.13
当日は、台風が直撃するということで、JR線が20時で運転を取りやめるというニュースが入ってきたのは、ちょうどさいたまスーパーアリーナに向かおうとしていたとき。
20時ってことはメイン観れないんじゃね?と。
フジテレビで20時から生中継されることが決まっていて、メインが20時以降になるのは確実。
そんな中でJRが止まるということは、帰れないorメインが観れないかの2択。
そんなのありかよ〜と思いながらもとりあえず会場に行ってみることに。
すると、開催時刻前に、榊原実行委員長がリングに上がり、試合順を入れ替え、メインイベントの那須川vs堀口戦を19時頃までに終わらせる旨が発表されました。
まさに英断!
これは湧きましたね〜
山本KID追悼セレモニー以降、オープニングの選手登場、試合後のマイク、全てすっ飛ばしてイベントが進行していきました。
山本KID選手の追悼セレモニー
イベント前には、今年の9月に急逝した山本KID選手のセレモニーが行われました。
観客全員での黙祷が捧げられました。
本当に偉大な選手を失ったんだなと痛感。
後にも先にも、KID選手のような選手は現れないんだろうな〜、と。
試合も見た目も華があって、指導者としても優秀でという選手はなかなかいないと思います。
会場にはKID選手へのメッセージを書く旗が用意されていました。
サップvs大砂嵐は「良い」茶番劇に
観戦した試合の感想をいくつか。
まずは、大砂嵐vsサップ。
ゴングと同時に突進した大砂嵐に一瞬防戦一方になるサップ。
このまま試合ストップかと思いきや、そこからサップが盛り返し、大砂嵐は早々にスタミナ切れに。
半身でサップの攻撃を嫌い出す始末で、レフリーに攻撃をさんざん促されながら試合終了。
試合後は、お互い清々しい顔で抱き合い健闘を称え合う姿に、会場もなんだか不思議とほっこりした空気になりました。
引退撤回のミルコ
どうも引退を撤回したらしいミルコ。
入場の「WILD BOYS」は何回聞いてもいいですね〜
会場もかなり盛り上がっていましたよ!
試合は、組み合って離れ際にミルコが肘を入れ、ロッキー・マルティネスの額が裂け出血、そのままドクターストップで試合終了に。
意外とあっさりストップになったな〜という印象。
ただ試合前半の展開を観る限り、ミルコが勝つならこれしかないかもな、とも思いました。
兎にも角にも、ミルコを生で観られるのは嬉しい限り!
大晦日参戦はあるのか。
ヴァンダレイ戦を期待!
真剣で切り合うかの如き、天心vs堀口
繰り上げでスタートしたメインの那須川vs堀口戦。
キックボクシングルールながら堀口選手が善戦し、結果は判定に。
3Rの蹴りと手数で勝った天心選手の判定勝利。
会場は「え〜」というどよめきが起こったくらい僅差でしたね〜
一瞬、堀口勝ったんじゃね?という感さえありました。
とは言え、これはキックボクシングルール。
やっぱり手数が重要なんだな〜と再確認しました。
映像で確認すると、お互いの攻撃がほとんどあたっていないんですよね〜
2人の駆け引きのレベルの高さに脱帽でした。
大晦日、RIZIN.14へ
そんなこんなで終わったRIZIN.13。
久々の満員御礼のさいたまスーパーアリーナでした。
PRIDE消滅以降、最大の盛り上がりだったんじゃないでしょうか。
そして、今年も残すところ、大晦日のRIZIN.14のみとなりました。
ただ切り札カードをあえて今回投入したRIZIN。
これを上回るカードを大晦日に用意できるかどうかは微妙なところですが、今回の熱を持ちつつ、何らかのサプライズを期待しながら大晦日を待ちたいと思います。
来年はついにONEが日本上陸します。
そのときに日本のメジャー格闘技大会として対抗できるのか、そのために絶対に落とせない大会になるであろうRIZIN.14。
RIZINにとっては、来年開催できるかどうかの勝負の大晦日になりそうですね。
それでは〜