こんにちは、シミズです。
RIZIN.14のカード発表が行われ、衝撃のメイウェザー参戦!
と思いきや、一転中止へ……
さすが、契約の甘さに定評のあるRIZINさん……
しかし、さらに一転試合をすることに!
メイウェザーに振り回されっぱなしのRIZIN。
日本格闘技史上最大のビッグマッチ発表(2018年11月5日)
11月5日にRIZIN.14の第一弾の対戦カード発表会見が行われました。
そこに姿を表したメイウェザー。
あのメイウェザーが日本へ、ということで本当にびっくりしましたね〜
対戦相手は、今をときめく那須川天心選手。
メイウェザーが日本で試合をするというサプライズの一方で、本当にやるのか?という不安を感じた人も少なくないはず。
会見でルールなどには一切触れられず、違和感がありました。
それでもメイウェザー参戦の影響力は強烈で、20000枚近いチケットが一気に売れ、ネットオークションでは15000円のS席のチケットに20万円以上の値がつくという異常事態に!
一転、中止へ(2018年11月8日)
喜びもつかの間、対戦発表のわずか3日後、メイウェザーがInstagramでRIZINでの試合をキャンセルすると投稿しました。
メイウェザー側の言い分としては、当初3分3Rエキジビジョンマッチでテレビ放送もなしと聞いていたのが、会見では真剣勝負にすり替わっていたからということみたいです。
個人的には、いくらメイウェザーといえど、大晦日にエキジビジョンマッチが見たいかと言われれば微妙なところですね〜
大晦日のエキジビジョンマッチとなれば、RIZINのコンセプトからもずれると思います。
エキジビジョンマッチでも、メイウェザーとなれば相当なファイトマネーがかかるでしょうし、そのお金があるなら真剣勝負で身を削る他の選手に当ててほしいですね。
さらに一転、試合をすることに!(11月17日)
Photo Credit:RIZIN FIGHTING FEDERATION
メイウェザーが試合中止の投稿をInstagramに投稿してすぐ、RIZINの榊原実行委員長が渡米し、直接交渉したそうです。
お互いの誤解が解けたとのことで、さらに一転試合をすることに。
当初、「スペシャルチャレンジバウト」と案内されていた試合は、「スペシャルエキシビジョン」に変更され、3分3Rのボクシングルールで行われるとのことです。
どれくらいすごいことなのか
メイウェザーの大晦日RIZINに参戦したら本当にすごいことですよね〜
間違いなく日本格闘技史上最大のビッグマッチになることは間違いないでしょう!
例えるなら、
紅白歌合戦にレディ・ガガが出演するような、
ガキ使にトム・クルーズが出演するような、
そんな感じでしょうか。
メイウェザーにとっては「真剣勝負」ではない
11月17日以降、メイウェザーは会見で、ただのエキシビジョン、公式の記録には残らないとし、ただの「ショー」であることを強調しています。
天心選手もキックの世界ではトップ選手で、ONEやUFCも関心を寄せているといえど、アメリカではまだ知名度不足。
そんな選手と日本で、日本時間に合わせて(アメリカでのPPVの売上が下がる)、わざわざ「真剣勝負」をするメリットがメイウェザーにあるかは微妙なところでしょう。
一方で、榊原氏は「KOあり」と発言するなど、メイウェザーとRIZINとでこの一戦の解釈が微妙に違うみたいです。
メイウェザーが3分3R逃げて、試合終了という展開が容易に想像できてしまうところですが、天心選手には一矢報いてほしいですね〜
ファイトマネー払えんのか!?
メイウェザーと言えば、高額なファイトマネーで有名で、二つ名もシンプルに「マネー」とつくくらいです。
マクレガーとの試合では300億円を稼いだとも!
一部報道では、真剣勝負となれば、100億円近いファイトマネーをRIZINが支払うというニュースもあります。
そんなファイトマネー払えんのか!?と。
なかなか現実的ではないように思います。
メイウェザーの壮大なプロモーション?
一説には、この一連の騒動をメイウェザーの売名行為、プロモーションの一環という見方もあるみたいです。
メイウェザーの自身をプロデュースするスキルの高さには定評がありますし、日本という新たな市場を開拓するのに、日本で一番格闘技に関心が集まる大晦日を利用したのかもしれませんね。